動画編集者はオワコンじゃない!今後の需要・将来性や稼げる3つの理由を解説

YoutubeやTiktokなど動画市場の高まりや5Gの恩恵もあり、動画編集のスキルを生かした動画編集者がここ数年で増加しています。

会社員から独立してフリーランスとして働く人も増えており、副業や在宅ワークとしても注目を集めている職業ですが、動画編集者の将来性や今後の需要はどうなのでしょうか?

結論からいえば、動画市場の成長を考えれば動画編集はオワコンではなく需要の高い職業だと公言できます。

この記事では、動画編集者の今後の将来性や稼げる3つの理由を深掘りながら解説していこうと思います。

これから動画編集の道へ踏み出したい人や、自分は何をしたらいいのか路頭に迷っている人。

そんな人たちに私の考えや仮説を参考にしていただければ幸いです。

この記事のターゲット

動画編集への道を検討している
今やってる仕事、自分の将来が不安
これから何をしたいか迷っている

また、動画編集者になる為に準備する物やスキルや仕事を見つける方法も紹介しているので是非あなたの将来の為に、最後まで読んで参考にして下さい。

動画編集者が稼げる3つの理由を解説

  1. 将来性・需要が高まっている
  2. 動画編集者は将来性があり稼ぎやすいジャンル
  3. スキルが活かせてやりがいある仕事

① 将来性・需要が高まっている

現在、動画市場は急激に加速している状況です。

急激に伸びている要因として、スマホの普及、コロナによる巣籠需要、5Gへの移行など外部影響により加速スピードは上がっています。

さらに動画市場拡大に伴い、新たな動画プラットフォームが続々登場しています。

17LiveやTikTok、最近ではライブ配信の老舗であるツイキャスもCMなど広告宣伝にとてもリソースを費やしているみたいですね。

動画市場を無双しているYouTubeは動画市場トップのシェアを誇っており、近年芸能人や一般人のYouTuber参入が非常に目立っています。

他にも、広告自体もバナー(画像)広告からインターネット動画広告の市場も急激に伸びている状況です。

上記の情報だけでも動画編集者は単なるYouTubeの編集だけでなく、様々なフィールドで活躍できるということは、だいたい想定できますよね。

これだけ急速に加速する動画市場なので、動画編集のニーズも比例して高まっていく一方です。

さらに未経験としても参入しやすいフィールドでもあるので、今のうちに鍛えれば将来フリーランスとして稼げるポテンシャルは十分にあるのがこの動画編集なのです。

▼スマホ保有率のデータを公開

引用元(総務省|平成30年版 情報通信白書|インターネット利用の広がり)

スマホからの動画視聴時間は5年間で約4倍に成長

引用元(全世代でスマートフォンがネット利用のメインデバイスに~ニールセン 2019年上半期のデジタルメディアの利用動向をまとめた「Digital Trends 2019上半期」を発表~ | ニュースリリース | ニールセン デジタル株式会社)

2019年でのデータとなりますが、コロナ前の段階で2015年対比で約4倍ほどの成長しているのがわかります。
これだけ伸びている要因としては、各年代でのスマホの普及やインターネット環境の改善などがあげられます。

年代別・カテゴリ別の月間平均利用時間をみても全て増加
▼2018年12月の情報()は対前年比

5Gによる通信速度の高速化

2020年3月25日から開始された、次世代規格となる第5世代移動通信方式を世間は「5G」と呼んでいるようです。

では実際にどのように変化してくるのかを簡単に解説していきます。

4Gと5Gの違い

★4G
通信速度:最大1Gbps
同時接続数:10万台/平方km
遅延速度:10ms
★5G
通信速度:最大20Gbps
同時接続数:100万台/平方km
遅延速度:1ms

4Gと比べ5Gは、数値上では通信速度は20倍、同時接続数は10倍、遅延速度は10分の1。
4Gでもそれほどストレスない速度かと思いますが、その10倍もの効果が期待できます。
よって、動画やゲーム業界では更なる盛り上がりを見せることとなるでしょう。

日本におけるYouTubeの利用率

月に1回以上ネットにアクセスする15~59歳までの8510人を対象に、ネットアンケートで調査を実施した。対象者のうち、YouTubeを1回でも利用したことがあると回答したユーザーは77%だった。男女とも10代(15~19歳)の若年層の利用率が最も高く、男性では90%、女性では89%が利用したことがあると回答した。

引用元:(YouTubeの日本の利用率は77%とGoogleが発表(2016年調査結果) | Web担当者Forum)

日本でこれだけ高いシャアを誇る動画プラットフォームはYouTubeだけ。
加速する芸能人や一般人のYouTube参入によって、動画編集のニーズは高まるに一方です。

また、動画編集者が自らクオリティの高い動画を出すことができるので、配信者としても活躍できるフィールドとなるので、動画編集としての仕事の核となるのはやはりYouTubeとなりそうです。

現在もクラウドソーシングなどでYouTube編集の依頼はゴロゴロと転がっています。

\ついでに/

世界の数字で見るYouTube

①毎日10億時間視聴されている
②20億人以上のユーザーを抱える
③モバイル端末での再生時間がYouTubeの総再生時間の70%以上

② 将来性があり稼ぎやすいジャンル

動画広告市場は右肩上がりで成長を遂げている

2019年の動画広告市場は、昨年対比141%の2,592億円に達する見通し。

2020年には3,289億円、2023年には5,065億円に達する見込み。

スマートフォン動画広告の需要は、昨年対比147%の成長を遂げ、動画広告市場全体の89%に。

引用元:(サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施 | 株式会社サイバーエージェント)

動画広告市場成長の背景には、5Gの普及が関係しています。

通信速度の高速化が進むと、ユーザーは、今まで以上にスマホからの動画視聴が中心になってくると予想されます。

スマホからの動画視聴が中心になると、広告主(宣伝したい側)も動画広告へリソースを費やすことになります。

そうすると、参入してくる広告主も増えてくるので動画へのニーズは高まります。

個人で稼ぐ力を身に着けると、起業やフリーランスなどの道が開けてきます。

未経験者でも稼ぎやすいジャンル

なぜなら、動画編集は需要が増加しておりポテンシャルも高く、未経験者でもとにかく稼ぎやすいジャンルだからです。

副業というと、「アフィリエイト」「プログラミング」「動画編集」「せどり」「投資」などがあげられますが、この中で未経験で稼ぎやすいと言われているのが「動画編集」です。

なぜなら、動画編集ソフトとそこそこの動画編集スキルがあれば依頼をすぐに受注することができるからです。

アフィリエイトやプログラミングは、一人で稼ぐためには時間や労力、高度な技術が求められます。

一方、動画編集は「カット」「テロップ」「BGM挿入」の基本的技術があれば、YouTubeなどの案件はすぐに受注することができるのです。

アニメーションやエフェクトなどのスキルは少しハードルが上がりますが、少しずつ習得していけば問題ありません。

動画編集者の気になる時給

YouTubeの動画編集の相場はだいたい、1本につき5,000~20,000円ほどと言われています。
後程詳細を説明しますが、動画編集のランニングコストは、2000~3000円ほどなので、1本でも月に案件を受注できれば基はとれます。

動画編集者の稼ぎイメージ

★副業の方
月50,000~100,000円
★フリーランスの方
月500,000円

③ スキルが活かせてやりがいある仕事

仕事自体はやりがいありますが、プライベートを削ってまでしたい仕事とは到底思えません。

この先、40年以上も仕事をしなければならない中、平凡な生活の為に嫌な仕事をしても幸福度は上がりませんよね…。

少なからず私の幸福度は満たされません。

死に際に、「あんなに働きすぎなければよかった」というセリフを一度は耳にしたことがあるかと思います。

私はこのセリフを、他人事だと到底思えません。

先人たちのこの助言にもっと耳を傾けるべきだと考えています。

なんせ、人生の半分ほどは仕事です。
超極端な話、仕事を好きにならなければ、人生の半分はストレスになります。

だったら、自分のスキルが生かされて好きなことを仕事にできたらこのストレスはだいぶ縮めることができますよね。

私は、死ぬ前になるべく後悔しないように生活していきたいと思い、今一番興味のある分野で仕事をしていこうと決意しました。

もしかしたらこの選択により後悔することもあるかもしれませんが、何も経験しなかった後悔よりかは、マシだと考えいているポジティブ野郎です。

全くの未経験というところから、新たな世界に飛び込むことはとてもリスクがありますがこの気持ちがなければ行動すらできなくなります。

自ら配信者としても稼げる

動画編集の魅力点は、自らがYouTube配信者として活躍できるという点です。

Youtubeではチャンネル総再生回数が4000時間、チャンネル登録者が1000人を超えると収益化することが可能。

動画編集は、個人のスキルを磨くほど上達します。

上達するにはどれだけ、編集に携わるかにもよってきますよね。

練習がてら自分の作品を作ってみたり、編集スキルをアウトプットした動画をYouTubeへアップしていきます。

YouTubeに限らず最近ではTikToKでもバズりやすいジャンルとなるので、見てくれる人が増えればマネタイズしていきましょう。

また、学んだことをブログへアウトプットしていくのもお勧めします。

マネタイズは、Googleアドセンスやアフィリエイトになります。

動画編集者になる為に必要な物と資金

動画編集に必要なのは、とりあえずはこの2つだけです。

ただし、少しイニシャルコストが高く感じる方もいるかもしれません。

準備物と準備金

★パソコン
費用:15万~30万円
★編集ソフト
費用:月額2000~6000円

※PCスペックや編集ソフトによって変動します。

動画編集は、スペックの高いパソコンが必須となります。
スペックの低いパソコンだと、動作が重くなり作業に大きな支障をきたすからです。
酷いときは途中でフリーズしたり保存されていなかったりします(泣)

なので、ある程度パソコンへのスペックに詳しくなければ、失敗したお買い物をすることとなります。

パソコン

▼スペックの目安は以下意識して選択することをおすすめします。

推奨PCスペック

CPU:Core i7
メモリ:16G以上 推奨32G

WindowsやMacはだいたいどの編集ソフトに対応しているので、好きなほうで問題ないかと思います。

コスパ重視ならWindowsが断然おすすめ。

コスパ最強のハイスペックパソコンを一部紹介

CPUインテル Core i7-9750H
メモリ16GBメモリ
ストレージSSD 256GB + HDD 1TB
グラフィックスGeForce MX250 (2GB)
価格119,800円(税抜)

今あるパソコンでは、スペックが追いついていないという方は、PCを高く買取ってくれる一押しの業者があるの参考にしてみてください。

動画編集ソフト

以下の編集ソフトを抑えておけば問題ありません。
※利用者が多いので、依頼人とやり取りしやすいのがポイント。

推奨編集ソフト

★Adobe Premiere Pro
月額2,480円
対応OS:Windows/MAC
★Final Cut Pro
買切34,800円
対応OS:MAC

動画編集者のスキルを身に着ける方法

動画編集でまずは、この3つのスキルを磨いていきます。
特にYouTubeの案件は、この3つのスキルと編集ソフトがあれば問題ありません。

カット

不要な部分を取り除く作業です。
YouTubeでテンポよく動画を見てもらうためにしっかり身に着ける必要があります。
尺の問題もあるので、逆算思考も必要なスキルになってきますね。

テロップ

動画に合わせて文字を書き出していきます。
難しい言葉や重要な部分にわかりやすくテロップを挿入していくことが求められます。
特に、出すタイミングが重要となるのでしっかり身につけておきたいスキルです。

BGM挿入

BGMや効果音は、動画内に音声ファイルを挿入していきます。
動画をより盛り上げるために、必要な作業なのでここでセンスが試されます。
視聴者目線での挿入が求められますので陰ながら重要な部分、特にYoutubeのオープニングムービーや盛り上がる場面BGMは非常に重要な役割を持っています。

【備考】
これにプラスαでサムネイルの作成ができれば、YouTuberの専属編集者として活躍できるポテンシャルがもっと上がります!
視聴者の目を引くような画像制作が求められます。

動画編集のスキルを磨くスクール

オンライン完結型のスクール。
Adobeが提供している動画編集ソフトの使い方を基礎から応用まで学べます。

動画編集者の仕事・案件や依頼を受注する方法

フリーランスは主にこの3つを軸に案件を受注してます。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、インターネットを介して仕事の受注発注を行うことができます。
特に動画編集の案件はゴロゴロ転がっています。

▼クラウドソーシング大手3社
(必ず登録していきましょう)
・CrowdWorks(クラウドワークス)
・ココナラ
・ランサーズ

募集している案件に応募する方法と、自分で出品して依頼を待つ2パターンがあります。
何れの場合も登録は無料なので、上記3社は必ず登録必須!

SNS

SNSといっても幅広く、自分でHPを作成したり自分のブログで募集したりするものも含めます。

自分からSNSアカウントでDMを仕掛けるのもありですが、自分の作品を投稿しておくことをお勧めします。
作品を見て興味を持った人から依頼が来たりするパターンも多いようです。

直営業

企業やYouTuberへ直接DMや連絡を取り、受注する方法もあります。

ただ、いろんな企業やYouTuberは毎日のように動画編集者からの営業を受けているので、ポートフォリオと一緒に提出してアプローチするといいでしょう。

ポートフォリオ・・・過去の作品・実績

動画編集者が稼げる理由まとめ

【理由:1】将来性・需要が高まっている
【理由:2】動画編集者は将来性があり稼ぎやすいジャンル
【理由:3】スキルが活かせてやりがいある仕事

自分は今何がしたいのか、その市場は今どうなのかをしっかりリサーチしてまずは決断して行動するところからスタートしましょう。

未経験でもフリーランスや起業を目指せる動画編集は当分需要のある市場であることは間違いありません。

あとは、スキルを上げる為にも行動するのみだと思うので、頑張っていきましょう!

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