動画作りにおいてOP(オープニングムービー)は凄く大事なコンテンツです。
Youtubeでいきなり動画が始まるより、最初にオープニングが流れると「おっ」となりますし、それだけで動画の本編にも期待が持てちゃいます。
もちろんOPは無くても問題はありませんが、OPはある方が絶対に良いです。
▼ こんな感じ
動画のオープニングムービーはあった方が良い。作りたい。
と考えてる方はいるかと思いますが実際にどうやって作れば良いか分かりませんよね。
実は自分も最近Youtubeで動画を投稿して、オープニングムービーが作りたいなと考え色々と調べてみました。
昔は動画といえばレンタルビデオ屋でビデオ・DVDを借りて見ていましたが、今ではデジタル配信されてる動画を購入・レンタルして見るライフスタイルに変化しました。
筆者はよくNetflixとU-NEXTで映画やドラマを楽しんでいます。特に後者はU-NEXT無料トライアルがあるので初めてVODを契約する人にもおすすめできます。
すると、無料で簡単にできる方法があったのでご紹介していきます。
今回はblenderという無料のソフトを使ってOP動画を簡単に作成していきます。
Blenderは、フリー(無料)でオープンソースな総合3DCGソフトです。
その名の通り、”3DなCG”を作れるソフトです。
こんなクオリティの高い動画を作れちゃうんですね。
もちろん、ソフトを扱う知識や技術がないと、ここまでの物をすぐに作り出す事は難しいですが動画のOPムーピー程度ならこのソフトを使う事で簡単に作成できます。
今回はこちらのソフトのテンプレートを使い3Dのイケイケ感あるOPムービーを作っていきます。
参考にですがこちらの動画の冒頭のようなOPムービーを作れます
まずはblenderをダウンロードします
検索で「blender」と入力すると公式サイトからダウンロードページまでいきます
場所が分からない人は下記リンクサイトから飛んでください
Windowsとmacとダウンロードが分かれているので自分の使っているパソコンOSに合わせてをダウンロード
右の部分をクリックするとダウンロードできますが色々種類があってどれを選べば良いか分かりません。
ここは「.ZIP」の「NL 1」を選んでダウンロードしておきましょう。
blederを開きます
ダウンロードしたファイルを展開したらフォルダが出てくるのでその中の一番上にある「Blender」を開きます
日本語化にする
開くとこんな画面になるかと思います
まず、全部が英語なので日本語化にしておきましょう
左上の「File」から「User Preferences」で設定画面を開きます
設定画面を開いたら一番右の「System」をクリック
右下の方にある「International Fonts」にチェックを入れます
するとLanguageが出てくるのでそこから「Japanese(日本語)」を選択、その下の「Translate」から「Interface」を選択
最後の左下にある「ユーザー設定の保存」を押せば日本語化が完了です
ここでblenderの設定はひとまず終わり。
次にblenderのテンプレートをダウンロードします
検索で「blender intro」や「blender template」などで検索してください。
blenderのイントロ(OPムービー)の素材動画が出てくるのでどれか適当な物をクリック。ここでは一番上の「Top 100 Blender Intro Templates 2016」クリックします。
動画内でblenderのイントロ素材を100個のサンプルを紹介してくれます。自分の気に入った動画を探しましょう。ちなみに上の画像は先ほど紹介した動画のOPに使用しています。
2つ目に紹介された「topfreetemplates」をダウンロードします
ダウンロードしたいイントロが決まったら動画の概要欄からダウンロードしたいイントロの番号のURLをクリック。自分の場合は2つ目のイントロを選んだので2と書かれた番号のURLをクリックしてダウンロード先に飛びます。たまにリンク先が切れているパターンがあるのでその時は諦めて他のイントロを選びましょう。
少し待つとダウンロード画面に切り替わるので少し待ってください(1分程度
こちらが正式なダウンロード画面
「DOWNOAD」ボタンを押せばイントロのテンプレートがダウンロードできます
テンプレートをblederで開く
blederに戻り「ファイル」「開く」を選択し先ほどダウンロードしたテンプレートファイルを開きます
テンプレートが開かれると文字が出てきます
その文字を編集していくことでオリジナルのムービーに仕上がります。
文字の前で右クリックをすると文字周りが黄色くなり選択された状態になります
右クリックで選択したら次は「tab」ボタンをクリックし「delete」を押して文字を消し入れたい文字を入力。
それを一文字ずつやっていきます。この文字は前と後が存在します。前を入力し終えたら「tab」を押し右クリックで後の文字を選択、また「tab」を押して「delete」で文字を消し新しい文字を入力。
それを繰り返していきましょう。文字を右クリックで選択した状態でなら移動することが可能。文字を消すことや増やすことも可能です(コピペで簡単に増やせます)
文字が完成したら右画面にある「出力」で設定を変えます
出力先を設定しておきましょう「ダウンロード」フォルダなどが無難です。
ファイルのフォーマットは「QuickTime」
ビデオコーデックは「H.264」
オーディオコーデック「AAC」
後は何もいじらなくてもOK。
「レンダー」のタブに「アニメーション」があるのでそちらをクリックすると出力が始まります
出力は少し時間がかかるのでまったり待ちましょう(低スペックだとかなり時間かかる)
完成したら出力先のフォルダを開けて確認してみましょう
こんな感じで出来上がり、後は自分の動画の冒頭に組み込めばクオリティの高いOPムービーを導入できます。
出力している時間を抜けば数分で作れるので非常に簡単に動画を作れます。